
クリスマスキャロル、12月ロックダウンがあけて
更新日:2021年2月13日
こんにちは。
ピアノ講師のあいです。
先週は、動画編集や楽譜作りをしてこもっていたらあっという間に過ぎて行きました。
どうしてもパソコンに向かう時間が長いと、肩が凝ってくるので、
昨日は30分ほどジョギングにいき、
その影響が今日の午後から全身筋肉痛ということに、、、
イギリスの2回目のロックダウンは1ヶ月間で一先ず落ち着きました。
全く油断はできませんが、
少し気軽にお友だちと会えるかなぁという心持ちです。
さて、最近の私の周りの音楽の話をしますと。
この秋から、オンライン配信の演奏会を夕飯時に聞くのが楽しみは継続しています。
それと、書き記しておきたい出来事が一つありました。
お世話になっている合唱指導の先生からのご案内で、クリスマス前の慣習で、アドベントキャロルの会に参加してみました。
教会関係の催し物ですが、オープンな会で、こちらもまた今年はZOOM開催だそうです。
クリスマスまでの4週間、毎週一回30分間、5.6曲のキャロルを歌っていくそうです。
参加者は第一回目は30人程度。
歌詞カードがZOOMで共有され、先生の歌とピアノに合わせて、各自が自宅で歌う、という形態。
音声は、先生のみオンにして、参加者はミュート。
参加者同士の直接的な交流は、曲間のお喋りで少しだけです。
そのため、他の人の声は聴こえないが、先生の声を自分の声を合わせて歌う楽しさは十分に味わえます。
同じ時間に同じ事をしているというリアルタイムであること、コミュニティの一員としての実感も少なからず感じることができます。
曲は全てクリスマスキャロルです。
選曲は、20曲ほどの歌詞カードのなかから、
参加者のリクエストや、指導者がしっとりした曲、
華やかな曲、マイナーな曲など
ざっと組み合わせて次から次へと歌っていきます。
そう言えば、昨年は、
観光客気分でキングスカレッジのクリスマスミサ(クリスマス当日)と、
お誘いされて地元コミュニティの教会でされている
クリスマスミサ(クリスマスイブの夕方)に参加しました。
宗教については、あまり詳しくないのですが、
それとは関係なくサイレントナイトなど、
日本でも親しまれている曲がはいっていました。
童謡集やピアノ初心者用の曲材にもサイレントナイトはよく登場します。
さて、話を戻しまして、
この「アドベント」とは、なんでしょうか?
「アドベント(Advent)は、キリスト教西方教会において、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことである。」(Wikipediaより)
とあります。
12月1日から25日までの期間のことを言うようです。
宗教的な儀式も多くあるそうですが、クリスチャンではない私にとっては、あまり馴染みがありません。
ですが、習慣として行われている事、
例えば、ドイツのシュトーレン、デパートのアドベントカレンダーなどもこの習慣の一つだそうです。
また、キャンドルを灯したり、もみの木を飾るのも、このアドベントの習慣から派生しているそうです。
イギリスで生活していると、
教会が人々の生活に深く関わっているなぁ、という実感がします。
言葉にするとうまく説明できず誤解を招きそうなので詳しくは言えませんが、
国の宗教がある、ということは、人々の生活に、
信仰心などとは別の部分で影響がある、ということです。
イギリスのロックダウンは、都市別に警戒レベルが出されています。
複数人で室内で会うことができないところもあります。
ですが、クリスマス〜新年にかけての数日間は家族で集まるために、
移動などの規制が緩和されることになっています。
これに対して何か意見をいうようなことではなくて、
ただ、あぁ、ここはイギリスなんだなぁ、という実感が、
妙に納得感をもって湧いてきました。
今年は、ZOOMのクリスマスキャロルを歌う会に参加して、
イギリスらしいアドベント期間を過ごしてみます。
ロックダウンが終わったので、近所のチャリティーショップも再開しました。
キャンドルでもないか探していたら、掘り出し物がありました。
1991年版の「Carols from King's」(The choir of King's College Cambridge)です。


迷わず手に取りました。
学生時代には、合唱の授業で、メサイヤ、ハレルヤを歌い、仕事で合唱伴奏の時にはミサの組曲を何曲も伴奏していました。
音楽をしていたから受けれやすい何か、があるように感じます。
小さなことですが、やはり音楽は世界共通で、通ずるものがあるなぁと、実感する出来事でした。
因みに、CDは2枚で100円程度。もう一枚はポップスのクリスマス定番曲が入ったものに。
書き始めると、取り留めもなく長くなってしまうのはいつものこと。
それでは、今日はこの辺で。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
またお時間ある時にのぞいてもらえると嬉しいです。
これから冬本番ですね。
どうぞ暖かくお過ごしください。
ピアノ講師 あい