ピアノレッスン教材 バーナム

こんにちは。


ピアノ講師のあいです。


今日は、子どものピアノレッスンで使用している


バーナムピアノテクニック


をご紹介します。


私の生徒さんにも、これまで年齢にあわせて、導入〜4巻までを使用しています。


バーナム教本もありますが、今日はテクニックの方のみ取り上げます。




イギリスでもアマゾンで簡単に手に入ります。

イギリスでピアノ教室をしているイギリス人も方も、よく使っているそうです。

https://www.amazon.co.uk/gp/product/0711954313/ref=dbs_a_def_rwt_hsch_vapi_tu00_p1_i0




この教材は、

アメリカの作曲家でピアノ講師のバーナムが、

子どものために開発したピアノテクニックの本です。





「テクニック」と聞くと、

なんだかとっつきにくい印象をもたれるかもしれませんが、

この教材は、そのイメージを払拭してくれます。



楽しく、そして音楽の本質の部分を、スモールステップで

学べるように工夫されています。




日本の大手の音楽出版社全音でも紹介されいますね。


ピアノ講師にとっては、馴染みの教材です。


「音楽性を豊かにするテクニックの本」

柔軟性のある指を育て、表現力を身につける!子どもにやる気を起こさせるユーモラスな棒人形のイラストと一緒に、楽しく取り組める大人気シリーズです。」と紹介されています。


【参考】 https://www.zen-on.co.jp/score/burnam_series/




本当に、このとおりなのです!!


もう少し細かい点をみていきましょう。



こんな特徴があります。


1 子どもの小さな手で弾ける

2 4小節の短い曲から

3 身につけたいテクニックが題名とイラストで明確化

4 音楽の要素とテクニックが一体となったカリキュラム



それでは、細かく説明してきます。



1 子どもの小さな手で弾ける

はじめは、基本中の基本になる

手の形を整えることからはじまります。


つまり、手の平を丸くして、ボールを握ったような形です。

その手の形のまま、一本一本の指を動かしていきますね。


つまり、

基本の手の形をセットしたまま、

弾けるように限定した音のみを使っています。


そして、

はじめから、指番号と音の動き、とを一体に捉えられるようになっています。




テクニックで定番の、ハノン、という教材がありますが、

これは、ある程度、骨や筋肉がついてきてからはじめと効果的な教材だと思っています。


今は、「子どものためのハノン」もあり、様々に使用することもできます。





2 4小節の短い曲から

テクニックの練習はあくまでもテクニックをつけるためのものです。

ピアノの曲を素敵に演奏するために、補助的な役割のものと捉えます。

ですので、短くて毎日継続できる曲、というのが大切です。


はじめのうちは、4小節の曲が12曲で1グループです。

毎日1グループを弾きましょう、と楽譜に記載されています。

12曲を練習前のエクササイズとして、時間をかけずに弾くよう

習慣づけやすいようにしている、ということですね。



楽譜の中頃になると8小節、12小節と少し増えますが、

それほど負担にならない分量です。



私は、生徒さんの性格や進度にあわせて、

毎日3曲、5曲など決めて使っています。


例えば、

1週目に5曲1,2,3,4,5番をしたら、

2週目は3,4,5,6,7番


というように、習熟度をみながら復習しながら進めていっています。




3 身につけたいテクニックが題名とイラストで明確化

これが子どもたちには楽しいです。

わかりやすいものでいうと、

「Walking and Running」という題名の5小節の曲があります。

その下に、シンプルな棒人間のキャラクターが、

歩いているポーズと走っているポーズで描かれています。


曲は、四分音符ではじまり、次に八分音符、そして一六分音符と変化していきます。


リズムが細かくなるにつれて、指は忙しく走っているように動き、

また音楽も歩いているような落ち着いた速さから、

急いで走っているような感じ、に変化します。


言葉で説明すると、回りくどいのですが、

音で聞くと、

子どもたちも、感覚的に理解して、

子どもなりに納得してテクニックを学ぶことができます。





4 音楽の要素とテクニックが一体となったカリキュラム

これが、一番の柱になっていることだと思います。

このカリキュラム的な組み立てが、丁寧に緻密に考えられているからこそ、

この教本が、発売から30年以上たっている今でも

世界中のピアノレッスンで使用されているのだと思います。


音楽やピアノを理解するためには、

音楽の要素についても知ることが大切です。


語学を勉強するために文法にふれることと同じようなことです。


例えば、

順次進行と跳躍進行。

わかりやすく説明すると、


順次進行は、隣りの鍵盤に音が進むこと。

跳躍進行は、鍵盤を1つ飛ばしにして音が進むこと。


この順次進行、跳躍進行などは、音程という音と音の幅の距離の概念があって

その上に成り立つ用語です。


一つ一つの言葉の意味は、難しいものではないのですが、

どのような関連があるのか、

どのような演奏効果があるのか、

など、ピアノ曲にいかしていくためには、


このような音楽の要素について、積み重ねて身につけることが大切です。


これを、ピアノ講師が1から考えてレッスンするのは

非常に難しですよね。


でも、このバーナムの教材を使っていると、

自然と音楽の要素をピックアップしていくことができ、


教本を進めるにつれ、

音楽の要素が徐々に複雑に、高度なものとレベルアップしていきます。


そして、同時に、指先のテクニックも身につきます。

音の流れと、表現効果についても同様です。




少し専門的なお話になってしまいました。

教材の特徴、よさを知ると、

レッスンでの活用方法が変わってきます。


生徒さんへの声掛けも適したものになると思います。




この記事を読んでくださっているのは、

きっと、ピアノ講師の方か、お子さんがレッスンに通っている方かと

思います。



あと、もう一点、付け加えさせてください!

それは、日本語訳のバーナムではなく、

英語版のバーナムを使ったら、


音楽とあわせて、感覚的に英語の単語も身につきます。

自然な流れで英語にふれるので、子どもたちも覚えやすいみたいです。




今日は、バーナムピアノテクニックについてでした。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


何か少しでも役に立てていたら嬉しいです。



さて、これから第2巻を注文してきます。


ピアノ講師 あい